吊り橋効果について解説します。
吊り橋効果とは
吊り橋効果について解説します。
吊り橋効果のサンプル
吊り橋効果についてのサンプルです。
吊り橋の上でインタビュー
吊り橋の上での緊張した状態でインタビューを受けるというものがある。
結果、インタビュアーに対してドキドキした感情を抱く。この時、吊り橋の上で感じた
ドキドキの心が、インタビュアーに感じたドキドキに置き換わる。
これが吊り橋効果だ。
スポーツのドキドキ
一緒にスポーツをしてドキドキする効果を共有する。
スポーツをした時のドキドキした心が、相手へのドキドキになる現象があります。
これもまた、吊り橋効果の一つといえる。
吊り橋効果の提唱者
ダットンとアロンが吊り橋効果の提唱者とされています。
錯誤帰属
吊り橋効果は認知バイアスの一つといえるでしょう。
認知バイアスとは、周囲の環境や自分の思い込みにより偏った判断をしてしまう事です。
人が何かを認知するときは、生理的喚起と、その生理的喚起を起こした原因が結びつきます。
吊り橋の上で異性と一緒にいたとします。吊り橋が揺れる事でドキドキが発生!
この時、おこった緊張は、吊り橋が揺れる事で引き起こされたものですがそのドキドキが相手による
ドキドキだと認知してしまいます。ドキドキの原因を異性へと帰属させてしまうのです。
こういったものを錯誤帰属といいます。
吊り橋効果は錯誤帰属のわかりやすい例だといえるでしょう。